生理痛の大きな要因【プロスタグランジン】
こんばんは*
先日、男性の先輩から「生理痛のメカニズムってなに!?」と質問され、自分なりに整理してみたのでちょっとまとめてみようかと思います。
個人的には生理痛は強くない方だなと思っていたのですが、社会人になってから、
あーこれが生理痛というものか、ずーん
ということをわかった気がします。そして、高校生のとき友人が泣きながら生理痛に耐えていたのを思い出しました。本当に辛そうだった...
月経(生理)というのは、
成熟した女性の子宮から周期的に起こる生理的出血。
女性は月に一度、卵巣から卵子を排出します、これを排卵といいますね。それに合わせて、子宮の内側の子宮内膜を厚くして、しっかり受精卵を受け止める準備をします。
でも、そこで卵子が受精しなければ、準備していた子宮内膜はいらなくなり、血液と一緒に剥がれ落ちます。これが【生理】です。
排卵と生理に大きく関わるホルモンが、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)です。
これらについては、またの機会にまとめようかと思います。
生理が始まるとプロスタグランジンという物質が増えます。
プロスタグランジンはいくつもの種類があって、その中でも特に、プロスタグランジンE₂というのが子宮収縮作用、血管拡張、そして痛みや発熱を増強させる作用をもつとのことです。
正しくは、”痛みに対する反応性を高める”物質のようです。
子宮内の血流が悪いとプロスタグランジンが過剰分泌して、子宮収縮を促して経血をスムーズに体外へ排出しようとするのですが、この過剰分泌が腹痛や頭痛、だるさなどの生理痛の原因となります。
プロスタグランジンが過剰分泌されないように、まずは血流を良くするよう心がけることが大切です。
- 身体を冷やさないようにする
- 適度な運動をする
- 血液をサラサラにする食べ物を摂取(青魚や海藻類) などなど
そして、このプロスタグランジン
細胞膜の脂質から作られるというわけなんです。
となると、やっぱり食生活がつながってくるのかななんて思いますね。
自分の食生活を見直してみると、
肉、肉、パン(バター)、肉...
動物性脂肪ばかりで、さんまやいわしなどの魚類、オリーブ油やごま油などの植物油が全然摂れていないじゃないか、、と反省しております。
ぐだぐだと書いてしまいましたが、
生理痛を軽くするには、子宮内の血流良くして経血をスムーズに排出させてあげることがとっても大切です!
ストレスは血流を悪くしたりホルモンバランスを崩します。
ストレスフリーな生活で、身体を冷やさず、様々な食品から良質な脂質を摂取するよう心がけましょう!
生理痛が長く続く場合やあまりにも痛みが強い場合は子宮に何らかの病気がある可能性もあります。そのような方は一度婦人科で診てもらうことをおすすめします。